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JSVN正会員_教育機関 オンライン情報交換会を開催

日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)は、7月7日に、JSVN正会員の教育機関を対象にオンライン情報交換会を開催し、6団体にご参加いただきました。
会員同士のネットワークを構築すると共に各団体のスポーツボランティアに関する現状や活動事例、課題等について、情報共有を図ることで、今後の活動の参考、課題解決に向けた情報交換の機会としました。
さらに、当会正会員のスペシャルオリンピックス日本・東京の峰岸和弘氏にスペシャルオリンピックス日本の取り組みについてご紹介いただきました。

1.概要 
【日時】
2020年7月7日(火)15時30分~17時00分
【参加団体】
・東京都:大妻女子大学、三幸学園(東京リゾート&スポーツ専門学校)、成蹊大学、拓殖大学
・神奈川県:産業能率大学
・愛媛県:愛媛大学



2.主な内容
【①参加団体のスポーツボランティに関する現状】
・2018年度よりJSVNの研修会を実施し、2019年度からは一般の方の受講も受け入れている。ボランティアに参加している学生の中には自閉症の学生がおり、その学生がボランティアに参加をしたところ、「とても楽しかった」という印象を受け、その後、「学校に行って人と接するのが楽しくなった」などと話しており、ボランティアを通して大学生活によい影響を与えた事例がある。
・学生と教職員が一体となり、ボランティア等の社会貢献、地域交流活動を推進し、これを支援する目的で、2014年にボランティア支援センターを開設し、ボランティアに関する事業に取り組んでいる。
2018年度から学生限定でJSVNの研修会を実施し、2年間で約70名が受講した。2020年度以降は、地域住民にも対象を広げて開催することも検討している。ボランティアの実践の場としては、地域のスポーツ団体と連携し、地元サッカークラブや市内のスポーツ大会の運営協力などを行っている。
現在は、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、ボランティア支援センターの活動は自粛中で、
社会情勢を踏まえてどのような支援ができるか模索中であり、また、東京2020大会延期に伴い、スポーツボランティアへの関心がどう影響するか懸念している。
・スポーツボランティア研修会受講後には必ず実践を伴わせるという方針で、主なボランティア活動先は、サッカーチームと共同で実施しているスポーツ教室や地域のマラソン大会がある。
ボランティアは、様々な地域から集まり、様々な年齢層の方々と活動を共にする。そこでのコミュニケーションを通して、学生が共生、共助社会の入り口に立っているということを伝えていきたい。ボランティア活動が一過性で終わってしまうことが多く、社会貢献への意識向上や共助精神を養うというところには、なかなか繋がっていない。よいスパイラルで展開できるような仕組みも検討していきたい。
・正課外のキャリア教育の授業としてスポーツボランティア養成講座があり、JSVNの研修会を実施している。研修会の修了証が取得できるということに魅力を感じ受講する学生が多く、修了証を取得するということが目的(ゴール)となっている。今後、実践までの仕組みを構築していきたい。
・2016年度よりJSVNの研修会を取り入れ、スポーツ健康マネジメントコースの学生には、4年生までにリーダーライセンスを取得することを目標としている。
2018年度からは、県と連携し、一般の方も受講できるようしたことで、学生にとっても研修会が、地域のボランティア経験者との出会いの場となる他、大学で行っていることが地域で活用されるといった相乗効果も生まれている。リーダーライセンスを取得した学生が、卒業後も自発的に継続してボランティアに取り組めるよう今後検討を進めていきたい。
・サービスラーニング演習というカリキュラムの中でJSVNの研修を実施している。ボランティアに参加することで単位を取得できる仕組みをつくり、ボランティアの実践につなげている。学科に所属している学生全員が受講する仕組みとしているため、中にはボランティアへの興味関心が低い学生がいる。研修会参加の意義や目的を理解できていないこともあり、研修会参加への動機付けに難しさを感じることがある。

【②情報提供】
峰岸和弘氏(認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京 専務理事兼事務局長)
テーマ:スペシャルオリンピックス×ボランティア
●自己紹介とスペシャルオリンピックス日本・東京について http://www.son-tokyo.or.jp/
1994年10月22日に創立。現在では、スペシャルオリンピックス日本の中でも最大の地区組織として、15のスポーツプログラムと7つの文化プログラム、および地区大会と各種競技会を実施している。
●ボランティアについて
組織には職員が数名いるが、日常的なトレーニングなどのサポートはすべてボランティアが担っている。
活動内容
(コーチ、アシスタントコーチ、マネージャー)
スポーツへの親しみ、ルールやチームワークの理解、スキルアップを支援するボランティア
(イベントサポーター)
アスリートケア、競技・運営補助などを行うボランティア
(委員会)
ボランティアの拡充、広報宣伝、事務局業務に関するボランティア
●教育機関との連携
東洋大学とパートナーシップ協定を締結し、ユニファイドスポーツ・プログラムやワークショップ、協働事業実施している。その他の教育機関とも、プログラム、競技会、イベントへのボランティア参加や、インターシップ受け入れ、ボランティア講座、体験授業などを実施している。
●峰岸氏の感想
教育機関におけるボランティアに対する考え方や具体的な活動、講義の再開状況なども合わせて知ることができ、とても有意義だった。また、当会の取り組みを知ってもらう機会がいただけ、各地区組織とJSVN会員団体とが今後連携できるよう協力していきたい。

3.JSVNまとめ
研修会は人数を制限したり、オンラインを活用するなどして実施可能となりつつあり、当会のプログラムを活用して、学びの場は教育機関で提供可能となっていきています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、スポーツイベントや大会は中止となっておりボランティア活動機会が減っている一方で、スペシャルオリンピックス日本は地域によって、徐々にアスリートの練習を再開するなど、イベントボランティアに限らない日常的なボランティア活動の機会は少しずつ増えてきているようです。
研修会を受講した学生が、学んだことを活かしてボランティア活動ができる場のひとつとして、スペシャルオリンピックス日本など日常的に活動ができる場所が各地域にあることを知ってもらうきっかけになれば幸いです。

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