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JSVN正会員_自治体・社会福祉協議会 オンライン情報交換会を開催

日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)は、6月9日に、JSVN正会員の自治体および社会福祉協議会を対象にオンライン情報交換会を開催し、4団体にご参加いただきました。
会員同士のネットワークを構築すると共に各団体のスポーツボランティアに関する現状や活動事例、課題等について、情報共有を図ることで、今後の活動の参考、課題解決に向けた情報交換の機会としました。
さらに、当会の講師であり、市民スポーツボランティアSV2004(JSVN正会員、以下SV2004)の代表でもある泉田和雄氏に『市民参加の可能性_スポーツによるまちづくり』と題し、宮城県、仙台市のスポーツボランティアに関する取り組みについてご紹介いただきました。

1.概要 
【日時】
2020年6月9日(火)14時00分~15時40分
【参加団体】
・茨城県:社会福祉法人ひたちなか市社会福祉協議会
・千葉県:流山市
・神奈川県:藤沢市
・山梨県:社会福祉法人山梨県社会福祉協議会

 
2.主な内容
【①参加団体のスポーツボランティに関する現状】
・東京2020大会におけるオランダ代表チームの事前キャンプの受け入れを目指しており、すでに一昨年、女子バレーボールと車いすバスケットボールのオランダ代表チームのキャンプを実施し、その際、ボランティアに練習のサポートや観客の誘導などをお願いした。市が主催しているイベントは年に数回で、日常的、専門的なボランティアの活動機会や研修が少ないことを懸念している。JSVNのノウハウやネットワークも活用しながら、新たなスポーツボランティアの裾野を広げていきたい。
・東京2020大会の、都市ボランティアに対する取り組みを行っており、観光案内がボランティアの主な活動となる。東京2020大会後、都市ボランティアが、大会前から日常的に活動している経験豊富なスポーツボランティアと一緒にボランティアができるような仕組みづくりを今から考えておく必要があると感じている。
・JSVNに入会したが、うまく活用できていないと感じている。今後、JSVNとどう連携していけば双方にとってメリットがあるか、意見交換していきたい。
・市内に大規模な競技場があるため関東大会や県レベルの大きなスポーツ大会に地元の社会福祉協議会として協力している。ボッチャなどの障害者スポーツ大会へのボランティア派遣要請が多い。障害のある人、ない人それぞれの大会によって、ボランティアの集まり具合に偏りがあることが課題となっている。障害の有無に関わらず、一人でも多くの人がスポーツボランティアに関われる方法はないか、他地域の社会福祉協議会やJSVNから情報を得たいと思っている。
・2016年度からスポーツボランティア育成事業として取り組んでいる。これまで山梨県社会福祉協議会は地域福祉の推進を目的に、ボランティア活動の推進を図ってきた。スポーツ分野は年齢、性別を問わず幅広い層が関われることから、新たにこれまでとは違ったアプローチでボランティア活動の推進が図れると考えている。JSVN入会以降、年数回、研修会を実施している他、障害者スポーツ関連の研修会や体験会、運営者(主催者)向け研修会も実施している。運営者研修会に参加している団体の中には、関係者だけで大会を運営しており、一般ボランティアの受け入れに至っていない団体が多い。JSVNの研修会を受講した人たちへ、ボランティア活動機会を提供する側面からも、運営者側にもボランティアへの理解を深めてもらい、一般ボランティアを受け入れる仕組みを整えてもらえるようにと考え、事業に取り組んでいる。

【②講演】
 講師:泉田和雄氏(JSVN講師、SV2004代表)
 テーマ:市民参加の可能性_スポーツによるまちづくり
●自己紹介と活動紹介
SV2004は、市民有志により誕生した団体で、プロスポーツやスポーツイベント、スポーツのネットワークを通じて依頼される活動の支援をし、同じ活動をする仲間との交流を楽しみ、ネットワークを広げている。
SV2004:https://sv2004.jimdofree.com/
●支え合う関係作りを楽しむ -スポーツボランティアはつながることで、創り上げる活動-
環境に配慮したまちづくりを目指して、プロスポーツチームのボランティアや行政、関連企業と連携し、スタジアムでのごみ分別・減量を行なっている。スポーツをきっかけに、市民のエコ意識を広めることを目的としている。
エコシティー仙台プロデュースプロジェクト:https://www.melon.or.jp/wp/ecocity/
●スポーツによるまちづくり
2014年にスポーツコミッションせんだい(JSVN正会員)が設立され、2019年には『せんだいスポーツボランティアステーション』を発足。ボランティアへの安定的な活動機会の提供ができている。
せんだいスポーツボランティアステーション:https://sendai-volu-station.com/
●講師の感想
今回は、各地域のボランティア関連のキーパーソンとなる方々へお話しする機会をいただけ、とても有意義な時間だった。

【③質疑応答】
Q:仙台市の中高生へのボランティアの体験の取り組みについて、具体的な方法を教えてほしい。
A: ボランティアの高齢化という課題を受けて、仙台では中高生のボランティア育成講座を実施している。中高生にボランティアについて学ぶ機会を設け、年間3回ボランティア体験を実施し、その都度、レポートを提出してもらい修了式も行った。
仙台はプロスポーツチームが多く、各チームが中高生を受け入れてくれたことで実施することができている。2014年からスタートし、昨年までで約230人が参加した。
参加した中高生の内数名が、大学生になってもボランティアを継続してくれていることが嬉しい。現在は、スポーツコミッションせんだいと連携し事業を継続している。本件の中学生への案内は、市の教育委員会を通して行っている。


3.JSVNまとめ
社会福祉協議会のスポーツボランティア事業への参画は、スポーツ以外のボランティア参加につながり、福祉関連ボランティアの世代交代も期待でき、ボランティアの可能性を膨らませます。また、当会のスポーツボランティア養成プログラムを主催していただいている団体には、修了者、ライセンス保有者へライセンスの付加価値が提供できる機会の創出にもご協力いただけますと幸いです。
今回ご参加いただいた、自治体、社会福祉協議会はじめ、JSVNへご入会いただく会員団体は多種多様で、入会目的、活動内容や規模も違います。今後も、各団体と密にコミュニケーションをとり、当会が持ち合わせている情報をご提供し、会員同士のネットワークを有効活用していただきながら、各団体のボランティア運営の一助となれますよう尽力して参ります。

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