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JSVN正会員_ 九州・沖縄地区 オンライン情報交換会を開催

日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)は、5月28日に九州・沖縄地区のJSVN正会員を対象にオンライン情報交換会を開催し、6団体にご参加いただきました。
会員同士のネットワークを構築すると共に各団体のスポーツボランティアに関する現状や活動事例、課題等について、近隣地域の同業種の方々と情報共有を図ることで、今後の活動の参考、課題解決に向けた情報交換の機会としました。
さらに、当会の講師であり、市民スポーツボランティアSV2004(JSVN正会員、以下SV2004)の代表でもある泉田和雄氏に『市民参加の可能性_スポーツによるまちづくり』と題し、宮城県、仙台市のスポーツボランティアに関する取り組みについてご紹介いただきました。

1.概要 
【日時】
2020年5月28日(木)15時30分~17時00分
【参加団体】
・福岡県:北九州市、福岡リゾート&スポーツ専門学校
・熊本県:ひとづくりJAPANネットワーク
・鹿児島県:鹿屋市
・沖縄県:沖縄リゾート&スポーツ専門学校、琉球スポーツサポート


2.主な内容
【①参加団体のスポーツボランティに関する現状】
・市のボランティア登録者には、ボランティア募集の情報をメールで案内し、主に市主催イベントの運営補助をお願いしている。市民に限らず、近隣の市町在住者の参加者もいる。ただ、参加者は、中・高・大学生の参加が少なく、年齢層が高い。
・市主催のマラソン大会に一般ボランティアを起用している。JSVNのスポーツボランティア・リーダー養成研修会を受講し、大会時にボランティアリーダーを希望する23名が、フィニッシュエリアでのボランティアリーダーとして活躍している。今後は、23名に加えて、ライセンス所有の一般ボランティアを増やしながら、フィニッシュエリア以外での活動の場を広げたい。ランナーからは、ボランティアのおもてなしの姿勢が高く評価されている。マラソン大会以外の市主催イベントでも、ライセンス保有者に活躍してもらえる機会を提供していきたいと考えている。
・2020年1月に、熊本県国際スポーツ大会推進事務局(RWC、女子ハンドボール世界選手権のボランティア担当部署)と、熊本県スポーツ振興事業団やプロチームなどと、国際大会のボランティアをレガシーとして地域に残すべく意見交換会を実施したが、その後の仕組みづくり構築までには至らなかった。
・2019年12月に川崎フロンターレ(JSVN正会員)とスポーツボランティア沖縄(2020年から琉球スポーツサポートでJSVN入会)とで座談会を共催した。2020年2月には、川崎フロンターレの沖縄キャンプにおいて、川崎フロンターレで活動しているボランティアと沖縄で募集したボランティアが共に活動する機会を提供した。
・研修会を毎年実施しているが、学生のみでは日頃の授業の様子と変わらないので、一般の方にも多く参加してもらいたい。
・2020年度開校したばかりなので、地域の団体との接点がない。今後は、琉球スポーツサポートと共に、地域団体とも関係性を築きたい。7月には、スポーツボランティア研修会を実施したいと考えている。

【②講演】
 講師:泉田和雄氏(JSVN講師、SV2004代表)
 テーマ:市民参加の可能性_スポーツによるまちづくり
●自己紹介と活動紹介
SV2004は、市民有志により誕生した団体で、プロスポーツやスポーツイベント、スポーツのネットワークを通じて依頼される活動の支援をし、同じ活動をする仲間との交流を楽しみ、ネットワークを広げている。
SV2004:https://sv2004.jimdofree.com/
●支え合う関係作りを楽しむ
環境に配慮したまちづくりを目指して、プロスポーツチームのボランティアや行政、関連企業と連携し、スタジアムでのごみ分別・減量を行なっている。スポーツをきっかけに、市民のエコ意識を広めることを目的としている。
エコシティー仙台プロデュースプロジェクト:https://www.melon.or.jp/wp/ecocity/
●スポーツによるまちづくり
2014年にスポーツコミッションせんだい(JSVN正会員)が設立され、2019年には『せんだいスポーツボランティアステーション』を発足。ボランティアへの安定的な活動機会の提供ができている。
せんだいスポーツボランティアステーション:https://sendai-volu-station.com/
●講師の感想
人生初のオンラインでの登壇はとても刺激的だった。東北にいる自分と九州・沖縄の皆さんとのお話しは、共通する課題もあり距離は全く感じなかった。むしろ初めてだからこその学びや気づきの多いものとなった。ぜひ、今後につなげたいと思う。参加された皆様にお礼を申し上げたい。

【③質疑応答】
Q:『研修会を受講した人を、大会などで一般ボランティアとして受け入れてほしい』とイベント主催者に依頼すると、『人手は足りているからボランティアは必要ない』と拒まれた経験がある。一般ボランティアを受け入れてくれる団体が少ないと感じている。仙台も最初からボランティアの受け入れ態勢が整っていたわけではないと思うが、一般ボランティアを受け入れてもらうためにまず注力すべきことは何か?
A:まずは、ボランティアを起用した成功事例を一つ作るべき。仙台は、最初に、県のラグビー協会から、SV2004に対し協力依頼があった。県のラグビー協会は、これまで大会の運営補助を学生に依頼していたが、チケットを買って来場してくれているお客さんに対し、おもてなしの必要性を感じ、一般ボランティアを起用してみてはどうかと協会内で話し合われ、一度起用してみたところ、主催者の意向を上回る成果があり、その後、継続して活動機会を提供してもらえている。スポーツボランティアを単にイベント運営の手伝いと位置付けずに、共通の目標・目的を達成し、スポーツと地域をつなぐ仲間や同志として見てもらえるよう主催者などに説明し理解を求めていくことが大事である。


3.JSVNまとめ
5月27日にオンラインで実施したスポーツボランティア研修会の参加者10名の内、2名は福岡県からの参加で、『福岡でボランティアができる場所がなかなか見つからないから北九州マラソンボランティアにも挑戦したい』と話していた。
泉田氏の講演の中にあったように、『ボランティアの可能性は無限大で、ボランティアが元気で明るい地域をつくる』。近い将来、また、ボランティアを楽しめる日が必ずやってくる。JSVN正会員の皆さまには、ボランティア活動機会を求めている人たちへの活動機会の提供と、各地域のボランティアを必要としている団体同士の連携強化も併せてご検討いただき、当会も協力させていただければ幸いです。

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