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【コラム】おしえてヴォーロ

6/10《スポーツボランティアを活用して・・・》

川崎市で小学生ら20人が殺傷された事件や、東京練馬区で引きこもりだった長男を殺害する事件、立て続けに痛ましい事件が起こりました。世間では”引きこもり”がクローズアップされる中で、「引きこもりに対する偏見や誤解を助長する」などと懸念する声も上がっています。対策を担当する根本厚生労働大臣は「安易に事件と引きこもりを結びつけるのは慎むべき。引きこもり状態にある方は社会とのつながりを回復することが重要。」と発言しました。

社会とのつながりを回復するきっかけとして、スポーツボランティアを活用する取り組みが行われています。
サッカーJ1リーグ 川崎フロンターレでは、障害者や引きこもりの方の就労体験として、ホームゲーム開始前のスタンド清掃などをチームボランティアと一緒に行う活動を受け入れています。取り組みを始めた2015年当初は障害者支援の目的が、現在では引きこもりやホームレスの方も対象となり、2017年度までに延べ1,803人が参加し159人が正規就労に結びついています。
また、サッカーJ3リーグ ギラヴァンツ北九州では、6/2(日)に「ギラヴァンツ オープンマインド プログラム」として、18歳以下で不登校や引きこもりがちな子どもたちに、スポーツを「みる・楽しむ(する)・支える」の3つの体験を通して社会活動への参画を促すプログラムが開催されました。

スポーツやスポーツボランティアを活用したこうした取り組みは、支援の一部にすぎません。全国各地で様々な団体で行われていますが、こうした取り組みが大きく報道されることはなかったと思います。
日本スポーツボランティアネットワークとしてできること、スポーツボランティアを活用した様々な取り組みがあることを私たち紹介することで、様々な支援に繋がっていくことを期待します。

参考URL:神奈川新聞HP https://www.kanaloco.jp/article/entry-38785.html

5/10《チームを一つにするアイスブレイク》

スポーツボランティアの活動現場では、チームになって活動することが多く、
それには「アイスブレイク」が大切であることは、スポーツボランティア研修会でも紹介しています。
先日取材したスーパーラグビー サンウルブズボランティアの活動現場で
「チームを一つにする」素晴らしいアイスブレイクを見ることができたので、ここで紹介します。

サンウルブズボランティアでは、活動開始前に全体ミーティングを行い、その最後に“NO-SIDEハンドシェイク”を全員で行います。
“NO-SIDEハンドシェイク”とは、日本ラグビーが育んだ「ノーサイドの精神」(どんなに激しく戦っても、試合が終われば称え合い、永遠の友情を誓い合うスピリットのこと)を体現するための3つの合言葉とジェスチャーのことです。
サンウルブズボランティアでは、「ノーサイドの精神」によるファンサービスで、スタジアムを満員にすることを目標としています。

《NO-SIDEハンドシェイクのやり方》
1. 2人組になる。
2. まずは、握手をしながら「ともだち」と言う。
3. 次に、胸の前で手をがっちりとつなぎ合い「ありがとう」と言う。
4. 徐々に手を上げながら「よろしく」と言う。
5. 最後にハイタッチ!

ローマ字表記で
「TOMODACHI・ARIGATO・YOROSHIKU」それぞれの頭文字をとると「TRY」になるという素敵な合言葉です。
全員が笑顔で“NO-SIDEハンドシェイク"を終え、いざ活動をスタートさせると、まさに「ノーサイドの精神」を体現するように、ファンの方一人ひとりとフレンドリーに接するボランティアが非常に印象的でした。

他のボランティア活動現場でも、千葉ロッテマリーンズボランティアでは、活動前のミーティングの最後に、人差し指で上を指しながら「マウエ↑」と全員で声を合わせ、ミーティングを締めていました。「マウエ↑」は、今年の千葉ロッテマリーンズの球団スローガンです。



こうしてチームスローガンや合言葉をつくり、それを全員で声に合わせることでも、チームを一つにする素晴らしいアイスブレイクになります。
このアイスブレイクをより効果的にするには、やり続けることが大切です。紹介した2つのチームも、毎回行っています。
続けることで、最初は恥ずかしさがあっても、徐々に声が大きくなり、チーム内に浸透し理解も深まり、スローガンが行動にも表れてきます。

4/10《最高のボランティアに必要な要素とは?》

 「最高のボランティア」とはどんな人でしょうか?
 どんな場所でも、どんな時でも活躍できる理想のボランティアの姿が想像できます。では、そんなボランティアになるためにはどんな要素が必要なのでしょうか?
 今回は、活動経験が豊富な方々が多く参加するスポーツボランティア・上級リーダー研修会受講者58名に【これであなも「最高のボランティア」と言われるための3つの要素】をテーマにアンケート調査を行いました。
 その中で、特に意見の多かったトップ5をご紹介します。

《笑顔で楽しみながら活動する!》
 トップ2とその他では大きく票数がひらく結果となりました。
最も多くの票を集めたのが「笑顔」。2人に1人の方が大切な要素であると回答しました。
 フルマラソンを走るランナーの方々から「笑顔で応援してくれるボランティアからパワーをもらって完走できました。」というエピソードをよく聞きます。
 第2位は「楽しむ」。ボランティアが楽しんで活動ができれば、それはきっと選手や観客にも波及し、素晴らしいイベントになります。ボランティアが作り上げる雰囲気はイベントの大切な要素の一つです。

《ボランティアの楽しさは主体性から》
 ボランティアの参加動機を調査した結果では「人の役にたちたいから」が多い理由であるとされてきました。しかし、今回のアンケート対象者である上級リーダー研修会の受講者のように、スポーツボランティア経験が豊富で、より継続的に活動をされている人ほど「ボランティア活動は楽しいから続けている」という声を聞きます。
 これまでその「楽しさ」は、一緒に活動する仲間や活動内容による「外部的な要因」が大きく関係すると思っていました。しかし、自らが楽しんで活動できるように「笑顔」や「楽しむ」姿勢を持ち、「楽しもう」と主体的に行動しているからこそ感じることができるのが「ボランティア活動の楽しさ」だとわかりました。
 先程述べたように、ボランティアが作り上げる雰囲気はイベントの大切な要素の一つです。ぜひみなさんも「笑顔」と「楽しむ」ことを心がけて、ボランティア活動を楽しんでください。そうすることで、イベントも成功につながっていきます。

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