メインロゴ
  1. スポボラ.netトップ
  2. スポーツボランティアについて学ぶ
  3. 2016年度 第3回公開講座

スポーツボランティア公開講座

開催報告 2016年度 第3回公開講座

タイトル
『Rio2016オリンピックボランティア活動報告』
~東京2020につなげる想い~
登壇者
竹澤正剛氏、島村直子氏、西川千春氏
日時
2017年1月11日(水)18:30~20:30
会場
東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル日本財団ビル
講座内容

2016年8月・9月に開催されたリオ2016でボランティア活動をした3名の登壇者のみなさまより、五輪ボランティアとしての様々な体験や想いを座談会形式で伺いました。2016年5月18日に行った公開講座『Rio2016にボランティア参加する想い』の登壇者による活動報告会として実施しました。

  • ・第1部:リオオリンピック概要説明
  • ・第2部:登壇者紹介、個別の活動報告
  • ・第3部:座談会
  • ・第4部:フロアからの質疑応答

第1部:リオオリンピック概要説明

2016年度 第3回公開講座
2016年度 第3回公開講座

冒頭、司会者より、リオ・オリンピック・パラリンピックの各大会についての概要説明があった。

  • 大会日程:オリンピック2016年8月5~21日、パラリンピック2016年9月7~18日
  • 開催地:リオ市内の4地区およびサッカー競技はリオを含む6都市
  • 参加アスリート:オリンピック206ヶ国10,500名、パラリンピック178ケ国4,350名
  • 競技数:オリンピック42競技306種目、パラリンピック23競技528種目
  • ボランティアの人数:オリンピック45,000名、パラリンピック25,000名

第2部:登壇者紹介、個別の活動報告

3名の登壇者より順に活動報告をいただきました。

【登壇者紹介】(氏名/活動/会場)
  • 1)竹澤正剛氏/コースマーシャルボランティア/ゴルフ場
  • 2)島村直子氏/語学サービスボランティア/リオセントロ会場(バドミントン、卓球など)
  • 3)西川千春氏/語学サービスボランティア/ゴルフ会場およびリオセントロ会場(卓球など)

1)竹澤正剛氏

2016年度 第3回公開講座

<準備について>

  • リオには実質約2週間の滞在。そのため、会社はほぼ1か月休暇取得。
    (参加前提:連続10日間の活動+事前トレーニング3日間)
  • 渡航費/滞在費は自分負担。航空券がオリンピック時期は高騰していて手配も大変だった。

<ボランティア活動中>

  • 受付後、ウエア一式を各コーナーにて順に受け取る方式。
  • 事前トレーニングはゴルフ場にて実施。行ってみると実際は1日のみ。アバウトな印象。
  • 共通言語は、英語とポルトガル語。(とボディランゲージ。←これが一番重要)
    ゴルフ場という広域での活動ということもあり、ボディランゲージでの会話も多く、言語はなんとかなるな、という印象。
  • フィールドはとてもきれいだった。施設も仮設であったが、問題無し。
  • ボランティアメンバは12名予定に対し、実際に来たのは7名。期間中は6名での活動に。
    現地のメンバ(ブラジル人):ゴルフを知らない人が約半数。
    海外から来たメンバー:英語はほぼ話せるし、ゴルフも知っている。
  • 食事はミールクーポンが支給されるため、それを利用。ブッフェ形式で、温かい食事。
    チームメンバーと一緒においしく食べていた。

<大会を終えて>

  • リオはあたたかい良い大会だった。人々も良かったし、ブラジルの多民族国家の良いところを感じた。ハードはないけれど、ハートがある国/大会という印象。
  • 東京2020大会に向けて感じたこと
    すべての言語は“笑顔”を持っている。良い大会とするには“笑顔が大切”。
    日本人は海外の人に比べて、笑顔は苦手な部分でもあるので、「日常の中で、笑顔を出せるか?」「どう海外の方を迎えられるか?」がこれからの課題だと思う。
  • スポーツボランティアとしては、日本での行動指針とあまり変わらないため、心配無用。
    「語学・気合・根性!!」の3つがあれば大丈夫。“オリンピックだから…”という特別なことはないため、どんどん多くの人に参加してほしい。

アーカイブ

2021年度

セミナー一覧に戻る
ページトップへ