メインロゴ
  1. スポボラ.netトップ
  2. 活躍する人たち
  3. JSVN正会員 教育機関、ランニングイベント運営団体さん

2022-03-02

情報交換会-開催レポート

JSVN正会員 教育機関、ランニングイベント運営団体さん

日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)は、湘南国際マラソンの運営協力団体NPO法人湘南スポーツコミュニティセンターと、本大会にボランティア登録した3団体の教育機関とのオンライン情報交換会を実施しました。2022年2月20日の大会は中止となりましたが、開催に向けた準備の状況や活動動機等を報告し合い、相互で今後の大会を盛り上げる機会としました。

【概要】
【日時】2022年2月7日(月)15時00分~16時30分
【参加団体】:JSVN正会員 教育機関、ランニングイベント運営団体
・東京都:拓殖大学
・東京都:東京リゾート&スポーツ専門学校
・神奈川県:産業能率大学
・神奈川県:NPO法人湘南スポーツコミュニティセンター(以下SSCC)
【テーマ】
湘南国際マラソンへの教育機関の継続的なボランティア参加に向けて
【次第】
1.各団体情報共有
2.学生、生徒の発表
3.質疑応答
4.振返り

各団体情報共有

湘南国際マラソンのボランティアに関する取り組みなど

①SSCC
・『コロナ禍でも安全に参加できる大会』に目標を定め、ランナー、ボランティア、スタッフのPCR検査及び2回のワクチン接種を参加条件とした。コロナ禍でマラソン大会を安全に開催するために、この2つの条件を掲げ、感染症対策と開催準備を並行して進めてきたが、変異株(感染から発症までの潜伏期間が短く、ブレイクスルー感染する)の出現により、大会に関わる皆さまの安全を確保できなくなったため、開催中止を判断した。楽しみにされていた皆さまに心よりお詫びしたい。そして何より、この試みに賛同いただいた皆さまに改めて感謝と御礼を申し上げたい。本当にありがとうございました。
・コロナ禍での大会となるため、人数を最小限とし、ランナー12,000人、ボランティア1,200人程度としていた。
・感染防止対策として、イベント会場の使い方、給水・給食、スタートやフィニッシュの対応など、様々な準備を整えた。また環境に配慮し、マイボトルを携帯する新ルールを加えた。学生や生徒の皆さんには、コロナ禍でのボランティア活動を経験してほしかった。
・次大会につながる情報交換を実施したく、本会の開催を希望した。

②産業能率大学
・2012年から本大会にボランティア参加し、今年は2年生20人、3年生22人、合計42人が、平塚エリアにて給水の活動予定だった。参加する学生は、活動前にスポーツボランティア研修会を受講している。
・今年の開催は、コロナ禍での開催のため、初の試みが随所に計画されていた。このような社会状況の変革期に活動することが最大の学びになると考えていた。
・これまでは教員が大会事務局の窓口を担っていたが、今年から学生が窓口となり連絡を取らせて頂いた。現場で与えられた活動をするだけではなく、事前に過程を知ることで当日の活動がより有意義なものとなり、大会成功の一助になった達成感が得られるのではないかと感じている。

③拓殖大学
・本学には、課外活動を総括する組織があり、学業と課外活動の両立が、より豊かな人材育成につながると考え、コロナ禍における貴重なボランティアの機会としていた。
・1年生7人、2年生5人、4年生1人、計13人がフィニッシュの役割だった。
・1月に本学でスポーツボランティア研修会を実施し、本大会のボランティア参加者に加え、留学生も参加した。
・学生の1割が留学生で、彼らはボランティアに興味関心が高く、次大会は国際色豊かなメンバーで参加したい。

④東京リゾート&スポーツ専門学校
・本学は、スポーツボランティアを授業としている。学校と地域社会、関係団体とのつながりを活かし、スポーツに関わる人材育成をする中で、“活きた学びの場”を求めている。
・2年生21人がランナー待機場所管理の役割だった。
・生徒は、1年時にスポーツボランティア研修会、2年時にリーダー養成研修会を受講する。コロナ禍で、実践の場が少なく、今回の活動は貴重な機会であった。次大会以降も、継続した関係性を構築していきたい。
------------
写真:スポーツボランティア研修会(拓殖大学提供)

学生、生徒の発表

ボランティア経験、ボランティアの参加動機、今後の目標など

①産業能率大学
・【3年生】1年生の時にゼミで、本大会のボランティアに参加した。想像以上に多くの人が運営に関わっていることを知り、自身が参加できることを感謝し大会成功の一助になりたい。
・【3年生】私も1年生の時にゼミで参加した。スポーツは好きだが、スポーツボランティアの経験はなかったので、スポーツを支える側も経験したく参加した。たくさんの人から「ありがとう」と言ってもらえたことが、とてもうれしかった。ボランティア活動現場では、コミュニケーションを取ることが重要で、自ら話しかけることで相手に受け入れてもらえると知れた。
・【2年生】小学生の時、福祉関係のボランティアをした。また、実家で留学生を受け入れるホストファミリーの経験もある。ゼミがきっかけでスポーツボランティアという活動を知り、スポーツを通してのボランティアは楽しそうだと思い興味がわいた。来年こそは、ランナーが楽しく走れるような環境づくりに協力したい。

②拓殖大学
・【1年生】小学生の時、障害のある人が参加する運動会でボランティアをした。また、自宅近くの海岸清掃の経験もある。ボランティアは、色々な人たちと一緒に活動するので協調性が必要だと思う。今後も様々なボランティアに参加し、積極的に行動していきたい。
・【1年生】自宅近くの公民館で、子どもやお年寄りが集まる機会があり、運営の手伝いをした。自宅が本大会会場から近く、大学からボランティアの情報があったため参加しようと思った。ボランティアは、1つの目標に向かって、みんなで協力して行動することが大切だと感じている。マラソン大会以外でも、日常的にボランティア活動ができる機会を探して、積極的に参加したい。

③東京リゾート&スポーツ専門学校
・【2年生】中高生の時にテニス大会の手伝いをしたことがある。以前、駅伝部に所属していたので、大会運営に興味があり、本大会のボランティアに登録した。スポーツインストラクターに就くので、仕事でも活かせるよう参加した。
・【2年生】小学生の時、自宅近くのごみ拾いのボランティアをした経験がある。それから活動していないので、今回は同級生と一緒に申込した。今後、テニスコーチに就くので、イベント運営を学びたかった。
・【2年生】地域のごみ拾いのボランティアの経験がある。ボランティア経験が少ないので、新たな機会として申込んだ。ボランティアは、社会と関わる貴重な経験になるので今からでも活動していきたい。
・【2年生】高校生の時、日本赤十字社の食糧支援の活動に参加した。マラソン大会を身近で見たかったのが活動動機。ランナーが楽しく走れるような環境づくりに協力したい。
・【2年生】自宅近くの神社で清掃活動をしていた。走るのが好きなのでランナーとして参加したいが、まずはボランティアを経験し、大会の雰囲気を感じたい。ボランティアは自主性が大切だと思うので、自分から積極的に行動しリーダーシップを発揮したいと思っていた。社会経験となるので継続したい。
------------
写真:第14回湘南国際マラソンボランティア(産業能率大学提供)

質疑応答

団体から学生、生徒に質問

Q1:若年層のボランティア参加を増やしたいが、どのような活動が魅力と感じるのか?また、友人に活動を紹介するには、どのような要素が必要か。
・社会で役立つ経験や、やりがいのある活動内容だとうれしい。ボランティア自身が楽しめる雰囲気を伝えられれば、参加につながると思う。
・学生が参加しやすい時期。例えば夏休みなど。
・ボランティアに関する情報はあまり目に入らないため、インフルエンサーがSNSなどで発信すれば届きやすいのではないか。また、校内のポスターも効果的だと思う。

Q2:スポーツ以外のボランティア経験があれば、その参加動機と感想を教えてほしい。
・小学生の時、自宅近くの神社の落ち葉拾いをした。担任の先生が、子供の自主性を重んじる教えで、遊び場として使っていて神社に、恩返しができないか同級生と話し合い、行動したことがきっかけ。地域の人から「ありがとう」と言ってもらえたことがとても嬉しく、達成感が得られた。
・学校行事の海岸清掃や車いすユーザーのサポートなどの経験がある。障害者のサポートは、日常生活でも必要な知識だと感じた。
・日本赤十字社の食糧支援に参加した経験がある。人と関わる活動なので今後も続けたい。
------------
写真:日野市多摩川ランニング大会ボランティア(拓殖大学提供)

振返り

今日の感想

①団体担当者
【SSCC】
・当会からメッセージを伝える機会はあるが、学生に意見を伺う機会はなかった。学生と意見交換できる機会を継続し、若い人たちに、ボランティアへの一歩を踏み出してもらうためには、何が必要なのか深堀したい。

【教育機関】
・「まず1回は、ボランティアを経験してみたい」と言う学生が多い。『ボランティアは楽しい』という思い出が、継続的な活動につながる。継続したい活動にするための施策を教育機関もイベント主催団体も考える必要がある。
・「就職活動に有益だからボランティアをする」という学生が多いが、ボランティアを始めるきっかけはなんでもよいと思っている。ボランティア活動が、楽しいと感じられれば続けるだろう。ボランティアは、大会成功の一助となり、達成感は何事にも代えがたいことを伝えていきたい。
・イベントの運営に興味があるという学生がいたので、運営に主体的に関われる役割提供も大切かと思う。当日会場に行って、決められた活動をするだけでなく、事前の調整から学生に委ねてみることでやりがいを感じて、卒業後もボランティアに様々な角度から関わってくれる可能性が出てくる。
・学生がボランティア参加した東京2020大会は、大会までにボランティアが集まる機会が多くあったから、本番までが楽しみでわくわくしたようだ。本大会も、複数回ボランティアが集まる機会があれば、より大会当日が楽しみになるのではないか?

②学生、生徒
・皆さんが色々な経緯でボランティアをしていることがわかった。これからは、他校や一般の人とも協力し合いながらボランティア活動に挑戦していきたい。
・本日参加して、ボランティアの価値を考える機会となった。自分の中で、なぜボランティアをするのか、改めて整理してから、活動してみたくなった。ボランティアは、コミュニケーションの一環だと思うので、今後も続けていきたい。
開催レポート 簡易版ダウンロードはこちら(PDF:1,091KB)
------------
写真:第16回湘南国際マラソンボランティア(SSCC提供)

OTHER PEOPLE他の活躍する人たちを見る

一覧に戻る
ページトップへ