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2021-10-25

情報交換会-開催レポート

JSVN正会員 自治体さん

日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)は、自治体の正会員を対象にオンライン情報交換会を実施し、6団体にご参加いただきました。
各団体の現状や課題について同業種の団体と情報共有を図り、課題解決に向けた機会としています。

【概要】
【日時】2021年10月5日(火)15時00分~16時30分
【参加団体】:JSVN正会員 自治体
・千葉県:流山市教育委員会生涯学習部スポーツ振興課
・東京都:葛飾区教育委員会生涯スポーツ課
・東京都:調布市生活文化スポーツ部オリンピック・パラリンピック担当
・神奈川県:藤沢市生涯学習部東京オリンピック・パラリンピック開催準備室
・三重県:三重県総務企画課_三重とこわか国体・三重とこわか大会実行委員会
・鹿児島県:鹿屋市市民生活部市民スポーツ課
【テーマ】
大規模スポーツイベント後のボランティア運営について
【次第】
1.各団体のスポーツボランティアに関する情報共有
2.質疑応答
3.振り返り

各団体のスポーツボランティアに関する情報共有①

2021年度のスポーツボランティアに関する計画や懸案事項

・東京2020大会の事前キャンプ時に、オランダ選手団の歓迎式典とハンドボールの練習試合を実施し、ボランティア(30人程度)に、受付や観客誘導の役割を担ってもらった。その後、コロナウイルス感染拡大の影響を受け、スポーツイベントが無観客開催や中止となり、ボランティア活動機会がつくれていない。今後、スポーツイベントが再開された際には、活動機会を提供したいと考えている。

・コロナウイルス感染防止対策を万全にして、4月にスポーツボランティア研修会を実施。2022年1月にリーダー養成研修会開催を予定している。6月に東京2020大会直前イベントを実施し、ボランティアに体力テストでの器具消毒や参加者の誘導などの役割を担ってもらった。10月のスポーツフェスティバルでも活動してもらう。平常時に比べ、活動機会が減っており、モチベーション低下が懸念される。

・ラグビーワールドカップ2019(以降RWC)などの大規模スポーツイベントの開催をきっかけに、市独自のおもてなしボランティアを2018年から運営している。2018年度当初の登録者は約400人。RWCでは、ファンゾーン周辺の市独自イベントやラストマイルなどで活動した。東京2020大会では、コミュニティライブサイトやラストマイルなどでの活動を予定していたが、コロナ禍により、市イベントの中止や無観客開催などが影響し、活動はほとんどできなかった。現在、庁内において、大会後のおもてなしボランティアの取り扱いについて協議しているが、方向性としては、市民活動支援センターに委ねる予定。

・市独自にボランティア登録を呼びかけ、東京2020大会の聖火リレーや事前キャンプなどで、当初計画と異なる役割やシフトになったが活動していただけた。市内には、東京オリンピックのセーリング会場があり、市として都市ボランティアを募集した。都市ボランティアにはユニフォームを配布しているが、無観客開催を受け、活動がほぼなくなった。一部のボランティアには、選手の出迎えや写真撮影のアテンドなどの活動を提供することができた。市として活動機会を十分に提供できず、とても残念に思っているところ、都市ボランティアから感謝のメッセージが寄せられ、とても感動した。
市独自のボランティア登録者や都市ボランティア登録者などが今後も活動できるポータルサイト「チームFUJISAWA2020」を10月1日に開設した。https://team-fujisawa2020.jp/
当部局は10月から規模を縮小し、今後は、市民活動を主管している部局にボランティ関連の事業を移管する予定。
来年、神奈川県で「ねんりんピックかながわ2022」が開催されるので、ボランティア活動機会を提供したいと考えている。

・2021年に開催予定だった国体に向けて、運営ボランティア1300人に登録していただいたが、開催中止となり、その後延期しないこととなった。共通研修は、JSVNの映像を用いた研修プログラムを実施済で、希望者にJSVN修了証を付与した。県スポーツ推進課が県内の東京2020大会関連のボランティア募集を担っており、国体のボランティアと連携しながら、今後のボランティア運営の仕組みを構築していきたい。

・コロナウイルス感染拡大に伴い、昨年度から研修会が開催できていない。このまま収束に向かえば、対面での研修会を実施したいが、有事に備えてオンラインでの研修会が開催できないか検討している。本市は、ボランティア登録制度を設けており、現在71人が登録し、10月にスポーツフェスタ等で活動する予定。また、鹿児島国体が、2020年から2023年に延期となったが、鹿屋市内でも運営ボランティア300人(市のボランティア登録者含)が活動予定。
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写真:藤沢市提供 ボランティアからの感謝メッセージ受取時

各団体のスポーツボランティアに関する情報共有②

JSVN正会員自治体(本会不参加)の紹介と、講師からの情報提供

①JSVN正会員自治体(本会不参加)の紹介
・千葉県館山市(教育委員会スポーツ課)
2014年入会。館山マラソンのスポーツボランティア募集をきっかけに入会。同年からスポーツ課職員がボランティア運営を理解するため、スポーツボランティア研修会に積極的に参加。マラソン大会などのボランティア説明会に合わせてスポーツボランティア研修会を開催している。
・東京都小平市(地域振興部文化スポーツ課_オリンピック・パラリンピック担当)
2015年入会。市民及び近隣住民に対し、毎年スポーツボランティアについて学ぶ機会を提供している。
・東京都文京区(アカデミー推進部スポーツ振興課)
2017年入会。2015年に文京区がスポーツボランティアバンクを立上げ、登録者にボランティアに関する小冊子配付し、年間5回程度の講演会を開催している。区のボランティア登録者向け講演会にJSVNの講師派遣をしている。
・愛媛県(男女参画・県民協働課)
2018年入会。愛媛県のボランティアリーダー養成事業を実施するにあたり、JSVNの研修プログラムを活用し、愛媛大学(JSVN正会員)と共同で研修会を開催している。2017年に実施された愛媛国体のボランティアの継続的なボランティア活動先の提供として、コミュニティサイト【えひめボランティアネット】を開設した。https://nv.pref.ehime.jp/servlet/Kokai
・福岡県北九州市(市民文化スポーツ局スポーツ部スポーツ振興課_北九州マラソン担当)
2018年入会。北九州マラソンのボランティアリーダーを養成すべく、JSVNの研修プログラムを活用している。マラソン以外の様々なスポーツ大会でも活躍できるスポーツボランティアを養成している。

②講師から情報提供
・泉田和雄氏(市民スポーツボランティアSV2004)
活動所在地の宮城県は、東京2020大会を有観客で実施し、大会ボランティア、都市ボランティアの活動機会に恵まれた。東京2020大会のボランティアに大会後も県内で活躍してもらえるよう、様々な交流イベントを実施している。10月10日には、スポーツコミッションせんだいが主催するスポーツボランティアマッチング(宮城県内のプロスポーツチームなど、ボランティアを必要としている団体がボランティアへ情報発信をする機会)を実施する予定で、宮城県から都市ボランティア登録者に案内している。また、11月3日には県のスポーツ推進課主催で、東京2020大会の都市ボランティア慰労会を実施する。東京2020大会のボランティアは、若い世代が多かったと感じており、中には、東日本大震災の被災地を支援したいという思いから、宮城県で東京2020大会のボランティア活動をしたいと思った県外の人もいたようだ。長くボランティアを続けている人の経験を活かし、東京2020大会をきっかけにボランティアを始めた人たちを巻き込みながらボランティアを続けてもらえる環境づくりに今後も取組んでいきたい。宮城県では、今後、パラスポーツのボランティアにも注力していきたい。
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写真:市民スポーツボランティアSV2004提供 スポーツボランティアマッチング

質疑応答

Q1:藤沢市の東京2020大会後開設したポータルサイトの運営は、市が独自で行っているのか?
A1:現在は、市で運営している。ボランティアの活動先がなく懸念している。都市ボランティア登録者は、熱心な人が多いので、ディスカッションを繰り返し、ボランティアに求められる情報が発信できるポータルサイトにしていきたい。今後の展開についてJSVNから助言をいただきたい。

Q2:調布市では、RWC開催後、東京2020大会を見据えて、市のおもてなしボランティアの継続的な活動場所の提供をしていくためのミーティングが開催されたが、どのような方針となったのか。
A1:2020年1月にキックオフミーティングを開催したが、継続的なミーティングはできていない。今後の市のおもてなしボランティアの運営は、社会福祉協議会内の市民活動支援センターに移管できないか協議中。大規模スポーツイベントのボランティアを市のレガシーとして継承していきたい。

Q3:東京2020大会後のボランティアの意欲、モチベーションの変化が見受けられた事例があれば教えてほしい 。
A1:区内でボランティア募集をしたところ、東京2020大会前よりは応募が増えたと感じている。
A2:登録者に思い出を提供したく、聖火リレーが見える場所で活動していただいたところ、「貴重な経験ができてうれしかった」という感謝の声があった。

Q4:国体の中止を受けて、ボランティア登録者への今後の計画があれば聞かせてほしい。
A1:県内でボランティア活動の機会を提供ができないか模索している。スポーツボランティアを必要としている団体などへも相談をし始めているので、団体が集まってディスカッションする機会をもちたい。ボランティアの個人情報の移行先については検討中。
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写真:調布市提供 おもてなしボランティア

振り返り

①今日の感想、JSVNに協力してもらいたいこと
・今日の参加自治体の事例を参考にしたい。ボランティアへの周知が課題だと感じている。
・JSVNの研修会を開催したいが、実践できていない。今後、講師なども交えてディスカッションの機会をもたせてほしい。コロナ禍でボランティアの活動機会が減っているが、オンラインでもボランティア活動ができないか模索していきたい。
・国体のボランティアとして登録してもらった人への活動先がほぼないが、直近では県主催の駅伝大会がある。1300人の登録者とは、文書でやり取りをしているので、連絡手段に課題を感じている。今日聞いた、他の自治体で開設しているポータルサイトの構築を検討したい。
・今年度、対面で研修会を実施したいが、オンラインの開催もできないか相談したい。ボランティアへの情報提供は、市の広報紙を活用しているが、なかなか周知ができていない。周知方法や、ボランティア証明書の発行についても今後検討していく。

②事務局まとめ
コロナ禍において、ボランティア個人のみならず、諸準備の後に開催延期や中止が続き、運営者側のモチベーション低下も懸念している。本会で大半の自治体から、ボランティアの活動が提供できていないという課題があった。各地域でボランティアを必要とする団体(今後ボランティアを受け入れたい団体)が集まる機会を設定していただければ、JSVN講師や事務局から、他地域の事例や先駆的な取り組みなど情報提供することができる。ボランティア団体同士の連携や時代に沿った新たなボランティア活動など、いつくかの情報を持ち合わせているので、遠慮なく事務局にお申し出いただきたい。
開催レポート 簡易版ダウンロードはこちら(PDF:993KB)
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写真:集合写真

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