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2020-10-02

JSVN情報交換会-開催レポート-

JSVN正会員 第3回プロスポーツ関連団体さん

日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)は、プロスポーツ関連の会員を対象に今年度3回目となるオンライン情報交換会を実施し、3団体にご参加いただきました。
会員同士のネットワークを構築するとともに、各団体のスポーツボランティアに関する現状や課題について、近隣地域、同業種の方々と情報共有を図ることで、今後の活動の参考や課題解決に向けた機会としました。

【概要】
【日時】2020年9月17日(木)15時00分~16時30分
【参加団体】
・千葉県:千葉ロッテマリーンズ
・神奈川県:川崎フロンターレ、横浜ビー・コルセアーズ

近況報告

第2回情報交換会以降の進捗共有

・ホームゲームのボランティア活動は再開しておらず、再開の目途もたっていない。球場内の案内や子供対象の役割が多いため、興行日の活動は厳しいと判断している。ボランティア数名とコミュニケーションはとっており、活動したいとの要望がある。今後、非興行日に清掃活動などを検討している。

・6月は、オンラインイベントでボランティアに活動してもらった。今後、ファン感謝祭などもオンラインでの実施を検討しており、その機会にもボランティアに活動してもらいたいと考えている。7月11日からホームゲーム時ボランティアの活動を再開している。ボランティアの役割は平常時と変わっていない。入場ゲートは数を減らし、券チェックは触れないようにしている。人と対面する受付などは、全てビニールシートを貼って対応している。まだ、現金の授受がある役割もあるが、今後はキャッシュレスを導入していく予定。障害者の就労体験は、9月23日から再開し、場内の座席清掃除菌の役割を担ってもらう。
観客に対しソーシャルディスタンスをわかりやすく表現するため、選手の足型をとって地面に貼り、間隔をとって並ぶことも楽しめるように工夫している。

・10月17日にホームゲームが開幕する。昨シーズンまでのボランティア登録者には情報発信を続けており、来週からは、新規のボランティア募集も開始する。10月上旬にボランティア説明会を実施する予定。ボランティアの活動内容は、例年通りで主にアリーナ内の役割を担ってもらう。
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写真:川崎フロンターレ ホームゲームのメディア受付を行うボランティア

情報提供【村松淳司氏(市民スポーツボランティアSV2004副代表)】

新しいボランティア  プロスポーツ再開後の活動スタイル

-コロナの時代のスポーツボランティア-
【コロナの時代のボランティア活動】
「変わらないこと」・・・笑顔で楽しく・助け合いの行動・互いを尊重し、気遣いの心を持つこと
「変わったこと」・・・3密を避ける・無理をしない・ソーシャルディスタンスを保つ・エアハイタッチ、
エアエルボーなどでコミュニケーションを楽しむ

【コロナ感染拡大への注意 -クラスターの一人にならないために-】
①体調管理の大切さと無理をしないことへの勇気を持つ
これまでは休むと迷惑をかけたかもしれないが、これからは無理して参加するとより大きな迷惑をかける。体調管理に留意するとともに、無理をせず、休むことの大切さを認識する必要がある。
②コロナ時代のボランティア活動必須アイテムを効果的に使用する
マスクは、不織布やウレタン、布など様々な材質のマスクがあるが、それぞれの特性を知ることで、より効果的に使用できる。

【SV2004が考えるコロナ時代のボランティア活動 ~コツ!?~】
①「目は口ほどにものを言う」
目元だけでも好印象が与えられるよう、優しい目をする訓練をしましょう。また、マスクは清潔感のあるものを着用しましょう。
②「手も口ほどにものを言う」
  しゃべることで飛沫が飛び、感染リスクが高まるため、ボディランゲージを有効活用しましょう。

 【楽天イーグルスボランティア活動の現状】
①エコステーション(ゴミ箱エリア)
ゴミにはウイルスが含まれている可能性があるため、観客のゴミには決して触らない。また、ゴミ袋にゴミが70~80%入ったら封をするなど、ウイルス拡散防止対策を行っている。また、安心してゴミが捨てられる環境づくりも重要である。
②除菌作業
試合中や試合前後に使い捨ての紙タオルを使用し、アルコール除菌剤で自動販売機、ドアノブ、手すり、カウンターテーブルなど人が触るところを拭きあげて除菌を行っている。除菌作業をしているところを観客に見ていただくことで、注意喚起や心理的な安心感にもつながる。
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写真:楽天イーグルス エコステーションでの活動

質疑応答

Q1:ボランティア控室の状況を知りたい

A1-①:ボランティア控室は、屋外(テント)で、1m以上離れて待機するようにしている。一度に活動するのが30名程度なので、テントでも十分にソーシャルディスタンスは確保できている。
A1-②:ボランティア控室が室内なので、換気に気を付けている。食事中は会話をしないようお願いしている。今シーズンからボランティア控室にテレビを置き、試合観戦ができるようになったので、試合展開によっては盛り上がり、大声が出てしまっていることがあるので、注意しなければいけないと感じている。

Q2:ボランティア活動日当日、活動前の体調チェックなどで、何か問題が発生した事例はあったか?

A2:活動予定だったボランティア2.3名が、接触感染アプリ(COCOA)で濃厚接触者の対象となってしまい、活動に来られなかった事例がある。ボランティア本人が感染していなくても、濃厚接触者の疑いがあり活動できなくなることもある。

Q3:キッズブースですでにボランティア活動を再開しているが、何か注意していることはあるか?

A3:これまでのキッズブースに加え、10月10日のホームゲームで、子供を対象といたワークショップ型(マスクづくりなど)のエコイベントを実施する。イベントエリア内に入場する際、個人情報を提供してもらう。エリアへの入場は、20~30名で30分の時間制限もする。各ブースにスタッフ、ボランティア2,3名を配置する。ブースの中には、LTO(LEADS TO THE OCEAN[通称:LTO]:スポーツと清掃活動を軸に、新たなアプローチで海の環境問題に取り組むプロジェクト)のゴミステーションの設置もある。

Q4:キッズエリアは、他の役割に比べて人との距離が近いと思われるが、ボランティアによっては懸念する人はいないか?現在活動中のボランティアの最高齢は?

A4:受付は、ビニールシートで囲っていたが、声が通らなくて逆に声が大きくなるので、ビニールは外し、ボランティアにフェイスシールドを着用してもらうようにした。ボランティアから人との距離が近いことを懸念して役割を変わってもらいたいなどの要望はない。屋外なので逆に安心しているのかもしれない。現在活動しているボランティアの最高齢は60代後半。
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写真:川崎フロンターレ ホームゲームのイベントスペースで活動するボランティア

JSVNまとめ

プロスポーツ関連団体の会員の情報交換会は、今年度3度目で、各団体の状況を把握した上での開催となり、活発なディスカッションができた。NPB、Jリーグが先に再開し、Bリーグ開幕前に、改めて各団体の状況が確認でき、非常に有益な機会となった。様々な制限がある中で工夫し、安心安全な環境づくりに取り組むことで、ボランティアも観客も不安が軽減され、様々な形でスポーツを楽しむことができる。今後も、継続的に各団体と情報共有することで、ボランティア運営の一助となれば幸いです。

開催レポート 簡易版ダウンロードはこちら(PDF:1052KB)
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写真:参加者集合写真

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