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2020-09-01

JSVN情報交換会-開催レポート-

JSVN正会員 教育機関さん

日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)は、教育機関の正会員を対象に、今年度2回目となるオンライン情報交換会を実施し、6団体にご参加いただきました。
会員同士のネットワークを構築するとともに各団体のスポーツボランティアに関する現状や課題について、近隣地域や同業種の方々と情報共有を図ることで、今後の活動の参考、課題解決に向けた機会としました。

【概要】
【日時】2020年8月24日(月)15時00分~16時30分
【参加団体】
・東京都:大妻女子大学、三幸学園(東京リゾート&スポーツ専門学校)、成蹊大学、拓殖大学
・神奈川県:産業能率大学
・愛媛県:愛媛大学 

スポーツボランティア研修会実施報告

コロナ禍での各校の対応や課題について

・4月から開講予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、6月からの開講となった。JSVNのスポーツボランティア研修会は、オンラインの授業内で、映像教材を活用し実施した。
学生の授業に対する集中力やモチベーションを維持するために、専用のワークシートを作成し、受講後に要点や振り返りをまとめ提出させる仕組みを取り入れた。
コミュニケーションの講義については、「Zoom」のブレイクアウトルーム機能を活用して、オンラインであっても実際の講義に近い形で進められた。

・7月18日に県に共催する形で、新型コロナウイルス感染症予防対策を講じた対面形式のスポーツボランティア研修会を実施した。県としてLINEアプリの『新型コロナウイルス感染症追跡システム』を導入したモデルケースとなる機会であった。

・6月から全10校で対面形式の授業がスタートしており、ソーシャルディスタンスの確保や、消毒などの感染症防止対策を行っている。8月1日から全校で順次、JSVNのスポーツボランティア研修会も対面で実施している。
今年度初めて研修会を実施する学校や経験の少ない学校では、ファシリテートする教員側の不安があったが、全校の担当者でウエブ会議を重ね、経験のある教員からの情報共有をするなど、教員の不安解消にも取り組んだ。今後よりよいファシリテートのためにJSVNの事務局スタッフや講師から各担当者に対し、直接研修会運営についてのアドバイスをいただく機会を設定したい。また、ボランティアの活動の場が見えない中での授業では、スポーツボランティアの魅力や目的を伝えていくことが難しいと感じている。
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写真:7/18に愛媛県で開催されたスポーツボランティア研修会では、受講者同士の座席間隔にも配慮した

スポーツボランティア研修会実施計画

コロナ禍での各校の対応や懸念事項

・2020年度も例年同様に映像教材を使用し、JSVNのスポーツボランティア研修会を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、映像教材と講師のレクチャーを組み合わせた動画をYouTubeに限定公開し、学生が視聴する形での実施を予定している。
視聴証明として、動画内で出題した質問の回答を専用のサイトに登録し、正解した人にはスポボラnetへの登録情報を送付する仕組みも構築した。
リアルタイムのオンライン講座で90分や120分の集中力を維持することは難しいが、YouTubeであれば、各々が都合のよい時間に視聴できるほか、適宜休憩も取れる。また、大学には1時間以上の動画をアップできるプラットフォームがないので、YouTubeを活用することにした。

・大学独自でJSVNのスポーツボランティア研修会は開催せず、JSVN主催の一般公募をしているオンラインスポーツボランティア研修会を学生に周知し、参加を募っており35名が申込をした。学内開催では、学生同士で誘い合い参加しやすいが、コミュニケーションの講義での学習効果は低いと感じている。一方でJSVN主催の研修会に参加すると、研修会の段階から一般の人と出会い関われ、ボランティアの現場に近い環境が経験できるというメリットがあると考えている。

・ボランティアの実践をセットにしたスポーツボランティア育成プログラムとしている。今年度、実践活動の場が得られない中で、プログラムをどのように進めていけばよいか模索中であり、JSVNのスポーツボランティア研修会が実施できていない。コロナ禍でも取り組めることとして、JSVN正会員の学生同士、オンライン交流の機会を企画できたらと思った。同年代の活動の様子を伺える機会は、学生にとってとても興味深い機会になると思う。
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写真:オンラインスポーツボランティア研修会の様子

質疑応答

Q1:研修会の概論・理論は、オンラインでも十分かと思うが、アイスブレイクやグループワークなどは、オンラインで対面同様の効果が得られるのかご意見を伺いたい。
A1-①:研修会で講師自身のボランティア体験談やエピソードを話すシーンを設け、実践へのイメージを沸かせてもらう工夫をしている。
A1-②:学生間というフラットな人間関係の中で、先陣を切り、第一声を発せられる学生は少ない。対面式で行うグループワークの学びの多さは承知しているが、フラットな関係性の中でもリーダーシップを発揮するというボランティアにとって大切な意識形成という視点では、オンラインでも一定の効果があると感じている。

Q2: これまでスポーツボランティアはイベント重視の傾向にある。今後イベントに限定せず、スポーツボランティアの経験を地域貢献につなげるための考えを伺いたい。
A2: 連携している県の担当部局が、ボランティアを担当する部局であり、スポーツ専門ではないという点が大きいと思う。県にとってスポーツボランティア研修会を開催する意義はボランティアを段階的に学習するという入り口として捉えている。地域への貢献という形は、ボランティアの枠組みがあるからボランティアをするという考え方が足かせになっていると思う。そのようなボランティアの枠組みを少しでも緩め、「ボランティアをしたいから、ボランティアに行く」という意識を芽吹かせることができれば、スポーツ以外のボランティアに対しても、必要があれば参加してみようという気持ちにつながっていくと思う。
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写真:オンラインスポーツボランティア研修会の様子

JSVNまとめ

本日ご参加いただいた教育機関の担当者の皆さんとの情報交換会も継続しながら、本日のメンバーに加えて、各校の学生にも参加していただき、経験談を伺うことで、スポーツボランティアの志がある同年代の学生同士の交流ができる。地域や環境が違う学生同士が交流することで、よい相乗効果が得られることに加え、ボランティア活動機会がない現状におけるモチベーションの低下も防げるのではないかと思った。今後、さらなるネットワークの展開を検討していきたい。

開催レポート 簡易版ダウンロードはこちら(PDF:897KB)
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写真:集合写真

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