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2020-08-13

JSVN情報交換会-開催レポート-

JSVN正会員 北海道・東北地区さん

日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)は、北海道・東北地区の正会員を対象にオンラインで情報交換会を実施し、4団体にご参加いただきました。
会員同士のネットワークを構築するとともに、各団体のスポーツボランティアに関する現状や課題について、近隣地域、同業種の方々と情報共有を図ることで、今後の活動の参考、課題解決に向けた機会としました。

【概要】
【日時】2020年8月3日(月)15時00分~16時30分
【参加団体 (※都道府県コード順)】
・北海道:札幌市スポーツ協会
・宮城県:市民スポーツボランティアSV2004
・宮城県:スポーツコミッションせんだい
・福島県:うつくしまスポーツルーターズ

スポーツボランティアに関する現状共有

参加団体のスポーツボランティアに関する取り組みや課題

・新型コロナウイルス感染拡大により、札幌市内のスポーツ大会は中止措置が多く、ボランティア活動の場が減っていることを懸念している。来年、東京2020大会のマラソンが実施される予定だが、昨今の状況下では、研修会の実施やボランティアの経験を積む機会を確保することが難しく、ボランティアのモチベーション低下も懸念している。

・会員に、今後のボランティア活動意思確認(アンケート)を実施したところ、万全の衛生管理の中という前提においても『積極的に活動したい』という回答は、4割と活動意欲の低下がみられた。今後『コロナウイルスの理解、衛生管理対策の徹底』、『段階的な活動の拡大』、『非接触型の活動の場作り』、『新しい生活様式を踏まえたルールの周知』の4つの取り組みについて進めていきたい。
このような状況下でコミュニケーション不足や体力低下の懸念もあるためウォーキングイベントや、年齢層の高い登録者向けのオンラインシステム活用方法についての勉強会を実施した。

・2019年5月に「せんだいスポーツボランティアステーション」を開設し、スポーツボランティア活動・各種研修会・関連イベント情報等を提供し、多くの方が積極的にスポーツボランティアに関われるよう支援をはじめたが、現在はボランティア活動機会の提供ができていない。このような状況下であるが、感染予防対策を講じ、SV2004との共同で8月2日にトークイベントを実施した。
また、プロスポーツ団体のボランティア組織に対し、ボランティアの感染防止対策のための消耗品を提供している。各チームへ感染防止対策についてのヒアリングを実施したところ、フェイスシールドは消毒をして再利用できるため、数多くは不要である。ゴム手袋は大きめの方が使い勝手が良いなどの具体的な意見などが上がっている。

・新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ボランティア活動機会がなくなっている。これまでは、県の委託事業として、研修会を県内各所で開催してきた。東京2020大会を見据えて、県もスポーツボランティア事業に注力していたため、昨年度までは多くの研修会を開催したが、今年度は県の委託事業の方針が示されていないため、研修会実施ついては未定の状況である。委託事業としての予算がない場合は、組織だけでの研修会開催は難しい状況である。このような状況下で感染防止対策をしながら各団体はどのように研修会を実施するか伺いたい。
昨今の状況下での新しい試みとしては、会員同士の交流ができなくなったため、「スポボララジオ」という企画を立ち上げ、ホームページから団体や会員の情報を配信している。
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写真:仙台市で開催されたトークイベント(©スポーツコミッションせんだい)

JSVN事業報告―2020年度正会員の研修会開催状況―

新型コロナウイルス感染対策を講じた対面形式研修会の開催

【愛媛県主催、愛媛大学共催】
 7月18日に松山市内施設にて実施し、13名(県内在住者のみ)が参加した。
 講師は、県内在住者1名が務め、感染防止対策としては、ソーシャルディスタンスを保った座席配置、2週間以内の県外への渡航歴の確認、検温、個人情報の収集、非接触型の講義を行うなどの対策を講じた。
【葛飾区主催】
8月1日に区内施設にて実施し、23名(内訳:葛飾区在住19名、他関東圏内)が参加した。感染防止対策として、受付などを担当する主催者や講師は、フェイスシールドを着用。受講者用のテーブルは用意せず、椅子のみを等間隔に配置し、グループワークは、椅子の向きだけを変えて等間隔のまま実施した。参加者からは、「このような状況でも、研修で学んだことを活かして地元に貢献したい」や「受講者集合型の研修会開催を待っていた」といった感想が寄せられた。
【三幸学園リゾート&スポーツ専門学校(全国10校)】
8月1日から学生のみが集合し、映像教材を活用したスポーツボランティア研修会を各校で実施。下期には、スポーツボランティア・リーダー養成研修会も予定されている。
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写真:感染予防対策を実施して行われたスポーツボランティア研修会

質疑応答

Q1:新型コロナウイルス感染予防対策を実施しながらの研修会の開催について
A1-①: 研修会受講者は、その後の活動を期待して受講する方が多い。活動機会を提供できない中での、研修会の開催は状況を見定めていく必要があると思っている。現在は、目下の懸念事項であるコミュニケーション不足や活動機会の減少により会員のモチベーション低下についての手当を急務ととらえている。
A1‐②:受講者が安心して受講できる形として、オンライン研修会の実施を検討している。

Q2:非接触型のボランティア活動はどのようなことを考えているか?
A2:大会やイベントではない形での活動を検討している。例えば、活動についての映像制作など、在宅でできる活動も模索している。また、スポーツを「ささえる」活動がなければ、「する」、「みる」取り組みを体力低下防止やコミュニケーションの機会につなげていくことなども検討している。
  
Q3:ボランティアを必要としている団体同士の情報交換会の取り組みについて教えてほしい。
A3:「スポーツリレートーク」という名称で、様々な分野の講師を迎え、ボランティア勉強会を実施した。40回ほど実施した後、2017年からは、月1回のペースで情報交換会を開催し、登録者は70名程度で、スポーツ関連団体に限らず、学校関係、行政、障害者団体など様々である。昨今は、オンラインにて実施していたが、先月から対面とオンラインの併用で実施。
 
Q4:ボランティアの育成費等はどのように捻出しているか?
A4-①:団体での収益事業はなく、100%市からの補助金によりスポーツイベントの誘致やスポーツ
ボランティアなど事業展開を行っている。次世代のボランティアの育成という点では、中高生を対象とした育成講座を実施している。県内のプロスポーツチームにも受け入れ協力をいただき、活動の場も提供している。
A4-②:資金については、年間30~40万ほどの予算規模であるが、困ったことはない。何か困ったことが発生した際は、主催者に相談できるような関係性を築き、自分たちで工夫しながら取り組んできた。資金の工面も必要ではあるが、資金が少なくても、自分たちで工夫してやりたいという方を育成することが大切ではないかと思う。
A4-③:事業を展開するためには、公的な補助金などの予算を確保してから実施するようにしている。
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写真:スポーツコミッションが中高生を対象に開催している「中高生スポーツボランティア育成講座」(©スポーツコミッションせんだい)

JSVNまとめ

北海道・東北地区にも、JSVNのスポーツボランティア研修会修了者やリーダー以上のライセンスを保有者が多くいらっしゃるが、今年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ボランティアが活動機会を失っている。本日、ご参加いただいた団体の皆さまには、ライセンス保有者同士コミュニケーションが取れる機会の提供や、オンラインを活用するなどし、一人でも多くのボランティアが活躍できるよう、引き続きお力添えを賜りたい。

開催レポート 簡易版ダウンロードはこちら(PDF:882KB)
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写真:集合写真

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