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2020-08-06

JSVN情報交換会 ―開催レポートー

JSVN正会員 関西地区さん

日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)は、関西地区の正会員を対象にオンラインで情報交換会を実施し、4団体にご参加いただきました。
各団体のスポーツボランティアに関する現状や課題を共有することで、近隣地域同士また、同業種ならではの解決策を見出せる可能性があり、会員同士のネットワークを構築する機会としました。
さらに、当会の講師であり、市民スポーツボランティアSV2004(JSVN正会員、以下SV2004)の代表でもある泉田和雄氏に『スポーツボランティアの可能性_スポーツによるまちづくり』と題しご講演いただき、宮城県、仙台市のスポーツボランティアに関する取り組みをご紹介いただきました。
【概要】
【日時】2020年7月29日(水)15時00分~16時30分
【参加団体 (※都道府県五十音順)】
・滋賀県:滋賀レイクスターズ
・大阪府:大阪リゾート&スポーツ専門学校、スペシャルオリンピックス日本・大阪
・兵庫県:スペシャルオリンピックス日本・兵庫

スポーツボランティアに関する現状共有

参加団体のスポーツボランティアに関する取り組みや課題

・2017年度からJSVNのスポーツボランティア養成プログラムを実施している。2020年度からは、大阪市の経済戦略局と提携し、スポーツボランティアの推進に取り組み始めたところであるが、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響でスポーツ大会の中止措置が増え、活動の場が減っていることを懸念している。

・当組織のボランティアの役割は二つ。知的障害のあるアスリートの日常的なトレーニングをサポートする継続的なボランティアと、大会などの運営補助を行う単発的なボランティアがある。単発的のボランティアは集まるが、継続的なボランティアが増えないことが課題である。アスリートが安心して練習できるよう、継続的なボランティアをいかに見つけるか模索中である。また、2019年にJSVN入会後、同年8月の水泳競技会にJSVNの賛助会員(企業)から5名の社員がボランティアとして参加してくれた。JSVNに入会後、すぐにこのようなつながったことはありがたかった。

・新規のボランティア登録者が増えず固定化され高齢化も進んでいる。課題への解決やよりよい組織運営のために、JSVNのネットワークの中で他業種との関係性を築き、情報共有や連携ができていければと思っている。

・主にプロバスケットチームのボランティア運営と、2018年度から滋賀県の「スポーツボランティア支援事業業務」を受託し、県内のスポーツボランティア振興を行っている。「スポーツボランティア支援事業業務」は、ボランティア登録者に対して研修会を実施し、ボランティア活動機会の提供を行っている。これまでに約3400名が登録しているが、登録者が継続的に活動できる機会が少なく、学べる場も限られているので改善に向けて検討している。
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写真:滋賀レイクスターズ主催で開催されたスポーツボランティア研修会の様子(2018年12月撮影)

講演【講師:泉田和雄氏(JSVN講師、SV2004代表)】

スポーツボランティアの可能性_スポーツによるまちづくり

【自己紹介と活動紹介】
SV2004は、2004年に市民有志により発足した団体で、行政、スポーツ団体、プロスポーツチームなどと連携し、数多くのボランティア活動をサポートしている。
SV2004:https://sv2004.jimdofree.com/

【共創~共に創り上げる】
活動の目的・目標をボランティアに共有し、活動を経てボランティアの楽しさを知り、さらに課題に対しても主催者と共に向き合い、乗り越え、次の機会に向けて改善していくことで信頼関係が築ける。
スポーツボランティアの楽しみは「つくるもの」。そして、可能性は「無限大」。受動的に行動するのではなく、能動的に行動することでより楽しみが得られる。

【課題は常にそばに】
ボランティア登録者や活動の場が少ない現状の改善に加え、活動領域の拡充、次世代の育成も重要と認識している。さらに、ボランティアのケアサポートの脆弱さも課題と認識している。継続してもらうためにはボランティアの楽しみ方を知ってもらうことが不可欠であり、楽しむための企画作りも重視している。

【Withコロナの時代】
昨今の新型コロナウイルス感染拡大により、プロアマ問わずスポーツの機会が減少している中で、ボランティアの機会も失っているが、そのような状況でも登録者を孤立にさせない、不安にさせないために週1回、情報発信等を行っている。また、この状況だからこそできる新しい分野での活動を見出していきたい。

【講師の感想】
あくまでも仙台の事例であり、これをどの地域でも実践してほしいということではない。それぞれの地域にもボランティアをやりたいと思っている人は必ずいる。今日の話が各地域で抱えている課題を解決するヒントとなってくれればと思う。
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写真:泉田和雄氏講演資料

質疑応答

参加者から泉田氏へ

Q:活動の事前準備から携わってくれるボランティアはどのように集めているか?
A:単発イベントのボランティア活動後に実施しているアンケートの回答内容から、次回中心的な役割を担っていただけそうな人を抽出し、以降の活動の際に様子をみてお願いする方法と、希望者を募る方法と2つある。

Q:SV2004では、ボランティアへ交通費や食事代は支給しているか?
A:交通費の支給は基本的にはない。活動が昼や夕を挟む場合は、主催者が弁当を準備し支給してもらっている。
交通費については一部のプロチームでは、支給しているケースもある。交通費を支給することはいけないということはなく、主催者の運営費に余裕があれば支給しても良いと思う。しかし、一度支給し始めると継続しなくてはいけなくなるという点も念頭に置いておく必要があると思う。

Q:スポーツボランティアの一番の魅力は?
A:スポーツボランティアについて主催者と共に考え実行し、やり遂げることの楽しさ。
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写真:仙台市で開催されSV2004も参加している「スポーツボランティアマッチング」。プロスポーツチームや、ボランティア組織がボランティア希望者に向けPRを行っている。(2020年2月撮影)

JSVNまとめ

今後関西では、ワールドマスターズゲームズ、滋賀国体など、大規模なスポーツイベントが予定されておりボランティアの活躍が期待され、スポーツボランティアという活動を知ってもらうにはよい機会となる。関西地域の会員の皆さまには、大規模スポーツイベントのボランティア経験者が、大会以降も継続的にボランティアができるよう受け皿となって、活動場所の提供や仕組みづくりにご協力いただきたい。

開催レポート 簡易版ダウンロードはこちら(PDF:960KB)
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写真:当日の参加者

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