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2019-10-08

ジョー☆のボランティア日記
鉄と魚とラグビーと私

ジョー ⚽さん

日本スポーツボランティアネットワーク職員を務めながら、週末にJリーグクラブのボランティアとして活動中。

最初は、娘とのJリーグ観戦がきっかけとなりスタジアムに通い始める。ある日、スタジアムでボランティアが活動をしていることを知り、“なんとなく”始めてから、今シーズンで9シーズン目。これまでに、プロ野球チームのボランティア経験もある。

鉄と魚とラグビーと私

9月20日に開幕したラグビーワールドカップ2019。その期間中に”鉄と魚とラグビーの街”に思いを寄せるスポーツボランティアが集いました。東北のスポーツボランティアを中心として年に一度開催される東北スポーツボランティアサミット。これは参加者の相互交流と意見交換によってボランティアの意識と資質の向上を図るためのイベントです。今年はラグビーワールドカップ2019の開催都市でもある釜石にて行われたのです。4年前にも同じく釜石で集まった仲間との再会の機会でもありました。

1日目はまず町中のファンゾーンに集まってイタリア対ナミビアの試合をパブリックビューイング。ファンゾーンの一角には震災を経て開幕に至ったことへの謝意がホワイトボードに手書きされていたり、東日本大震災の写真がパネル展示されていたり、ラグビーワールドカップ2019を復興という文脈の中で考えるための設えがなされていました。その後、サミットの会場へ移動。そこはラグビーワールドカップ2019の釜石招致を語るうえで欠かせない多くの逸話がある旅館なので、会場に選ばれたことは必然であり意味のあることだと言えます。三陸の海の幸に舌鼓を打ちながらの懇親会は大いに盛り上がり、釜石の夜は更けていきました。

2日目は旅館のおかみさんによる震災の講和を拝聴してから、いよいよサミットの本編です。プレゼンテーションでは、震災、ラグビーワールドカップ2019招致に向けた動き、開催決定、そして開幕に至るまでの物語が披露されました。招致に関わった方の言葉は真に迫るものがあり、力があります。次いで、ラグビープロ化についての是非を問う討論を行い、サミットは終了しました。

今回のサミットに参加して得たものは、釜石でラグビーワールドカップ2019が開催されることの意味を開催期間中に現地で確認できたことに尽きます。ただ、言うまでもなく開催して終わりではありません。ラグビーひいてはスポーツが復興にどういう役割を果たすのか、ラグビーワールドカップ2019を経て”鉄と魚とラグビーの街”がどう変容していくのか。これらのことについて震災当事者でない自分が軽々しく口にすることに躊躇する気持ちがある一方で、震災当事者でないながらも自分事として釜石に思いを寄せ続けようと心に決めた、そんな2日間でした。


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写真:ラグビーワールドカップ2019釜石ファンゾーンに設置されたホワイドボード

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