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地位や仕事、年齢も関係ない
毎回素敵な出会いが待っている

伊丹 まどかさん

Itami Madoka

[職業] 会社員、主婦

JSVNリーダー
JSVN事務局ボランティア

INTERVIEW 01 スポーツボランティアを始めたきっかけを教えてください

マラソン大会で出合った
「スポーツボランティア」という存在
競技者を支える縁の下の力持ち

子どもが大学に入学し、ようやく自分の自由な時間が作れるようになったのをきっかけに、以前から興味があった体力作りやダイエットに意識がいくようになり「そろそろなにかやりたいな」という気持ちが芽生えました。そこで、学生時代、陸上部だったこともあり、“10キロマラソン”に挑戦してみました。でも実際には陸上部と言うのが恥ずかしいぐらいの“走り”で、なかなかゴールにたどり着かない。まるでハムスターが回し車をぐるぐる回っているみたいで、「いったいゴールはどこ?」という感じで(笑)。何も練習せずのぶっつけ本番だったので…そもそも甘い考えだったかもしれません。でもそのとき、沿道にいた方から、「頑張って!」「あともう少し!」などの声を掛けていただいて、その声援で、「ああ、自分も少しは進んでいる!」と実感。背中を押してもらい、とても心強かったのを覚えています。完走後にその声援がボランティアの方だったと知って、「こういう形でもスポーツに関わることができるのか」と気づきしました。そのとき自分の中で新たな発見がありました。「このスポーツボランティアという活動、自分もやってみたい」と。その後、東京マラソンのボランティア募集のポスターを見つけた時に、すぐエントリーしていました。

INTERVIEW 02 スポーツボランティアの魅力って何ですか

仕事や地位、年齢に関係なく
共にひとつのゴールを目指す


自分がその大会に参加していなくても、その競技に関わっている気持ちになれるのが大きいです。必死になって走っている、一生懸命戦っている競技者と同じ空間にいて、その場の雰囲気を共有できる喜びは何物にも代えがたいです。
また他のボランティアの方たちとの出会いも新鮮です。日常生活では、家族や職場、子どもの学校関係などといった限定されたコミュニティの中で、価値観が合う人同士で集まっている気がします。でも「ボランティア」では、初対面の人と、朝から日が暮れるまで一日を共に過ごします。一緒に活動する人がどんな肩書きで、普段何をやっている人かも知りません。老若男女関係なく、中には年配の人もいたり、学生さんもいたりします。その毎回の出会いがとにかく新鮮で、とても魅力的です。仕事や地位や年齢に関係なく、同じ目標に向かって意見を出し合い、「大会の成功」というひとつのゴールを目指す。こんな経験って日常にはなかなか無いと思います。一度ボランティアをやってみれば、楽しさがわかるはずです。

INTERVIEW 03 ボランティアを通じて感じたことや思い出を教えてください

日常では味わえない
とっておきな“趣味”

ボランティアとして国際大会も経験したいと思い、2017年に札幌で開催された「冬季アジア大会」に参加しました。私は初めて札幌に行ったのですが、地元のボランティアのみなさんがすごく温かくて……。「ボランティアで東京から来ました」と言うと、最初こそ「本当に⁉」「信じられない」という反応でしたが、一緒に活動するうちに「仲間」として接してくれるようになり、すぐに打ち解けられました。札幌という新しい土地を知るだけでも新鮮ですが、地域の方々と一緒に活動する中で、ガイドブックには載っていないような、地元の人しか知らない食べ物を教えてもらえました。単に旅行に行ってもなかなか出来ない経験ができました。
皆さんが休日に釣りやゴルフに行くのと同じで、私にとってスポーツボランティアはまさに趣味のひとつ。事前に活動内容や目的地までのルート、天気予報をチェックし、朝家を出てから帰宅するまで1日好きなことをやって帰ると、とてもリフレッシュできるし、充実した気持ちになれます。ボランティアを通じていろんな地域に行くのは、いつも新しい発見ばかりでドキドキの連続です。

INTERVIEW 04 ボランティアを始めたい人へのメッセージと2020年東京大会への期待は?

ボランティアの活動を通して
日本の魅力を
世界中に発信できる

スポーツボランティアのいちばんの魅力は、やはり「自分が競技者でなくてもその競技に関われること」だと思います。この活動をするまでは、スポーツが苦手な私は、競技や大会にまったく関われないと決めつけていました。でもボランティアなら、スポーツができなくても、たとえ身体に何か障害があったとしても、いろいろな方法で関わることができるチャンスを与えてくれると思います。最初は私もしっかりとボランティアができるか不安でしたが、専門的なスキルがなくても研修やボランティア説明会などに参加して準備をし、当日はリーダーや先輩ボランティアの方々がサポートしてくれたので一人参加でも馴染めることができました。他のボランティアと交流することで色々な大会の情報交換もできたりします。その点も素晴らしいことだと思います。
「2020年東京大会」では、世界中の人が日本にやってくると思います。いろんな国の人と交流する中で、一人でも多くの人に「日本っていい国だな」と思ってもらえたら嬉しいです。今から2020年が楽しみです。

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